はじめのいっぽ

自分の心と向き合う、はじめのいっぽ。

誕生日だった日。

こないだ、自分のお誕生日でした。

 

たまたま仕事がお休みだったのだけど、特にしたいことも会いたい人もいない。まあ、適当にだらだら自分を労る日にすればいいやと思ってた。

お昼過ぎまでゆっくり寝て、1人で岩盤浴に行って、ちょっと贅沢してマッサージしてもらったりして、夜までただただだらだらする1日でした。

 

 

大人になって、仕事に飲まれる日々を経験して、彼氏もいなくなって、だんだん自分の誕生日も他人の誕生日も蔑ろになっていっていたんだけど。

 

 

だけどなんかその日一日、例年にないくらいいろんな人からおめでとうの連絡がきて。それが結構かなりちゃんと嬉しかった。

 

 

軽めに一言スタンプを送ってくれる友達も、LINEギフトを送ってくれる友達も、丁寧に長文のメッセージをくれる職場の人も、誤字りながら体調を気遣ってくれるじいちゃんばあちゃんたちもいた。いつもこんな祝われていたっけ?

 

 

 

周りの人に本当に恵まれてると感謝するのと同時に、これはきっと、人との繋がりを大事にできてる自分に今またなれてるからだなって思ったりして。

地元に帰って来て、自分の心にも生活にも余裕ができて、また改めて人との繋がりを大事にできている気がする。病んで自分のことだけで精一杯だった時期、人と繋がろうとすると自分自身の生活が後ろめたくなって苦しくなった時期を終えて、人が好きな本来の自分に戻れてきたんだなって思ったり。

 

 

大学を卒業して地元を離れるときは、友達と離れる寂しさはもちろんあったけど、会いたい人とはいつだって会えるんだし、お互いが思っていれば離れないんだし。ってなんとなくそっけないような部分も確かにあった。

 

でも今は、何だかんだ会える、ってことよりも何だかんだ会えなくなっていく、方が簡単に起こりうることをよく分かるようになってきて。

結婚したり子供ができたり環境が変わったり、コロナがあって気軽に会えない時期もあったり、本当に繋がっていたいなら繋ぎ続ける努力をしないといけないんだなあってことがなんとなく分かってきた。

 

周りの人たちもみんないい人たちばっかりだし、その人たちとちゃんと繋がれてることをその日改めて感じられた気がして、だからそんな関係性ができている自分も褒めてあげたくなったな。もちろんみんなありがとうは当然でね。

 

 

 

その日の夜は友達からもらったスタバのドリンクチケットでコーヒーとケーキを買って帰って、自分でお祝いしてあげました。

これってもしかしたら寂しい誕生日にも思う人もいるかもしれないけど、誰かに幸せにしてもらうんじゃなくて、自分でいい日にしたって感じがして、それがなんかいい気分だった。ぽかぽかの体で夜風に吹かれながらの帰り道、最高の気分だったな。いい日になったんじゃなくて、自分自身でいい日してやった!って感じ。

 

 

そんなふうに過ごせてそう思える今の自分が今一番好きかもなって最近本当に思うんだよな。メンタルが安定している。自分で自分の機嫌を取れている。

 

 

28歳もいい一年になりますように。いい一年にするよ。