はじめのいっぽ

自分の心と向き合う、はじめのいっぽ。

最近2週間に一回のペースで実家に帰ってる

 

実家にいると力が抜けてふわーとなって、いつもぴんと張り詰めているものが緩んで解けて泣いてしまう

 

仕事もそれなりに頑張れているし

まあ嫌なこともそれなりにはあるけど愚痴を吐き合える仲間もいるし

何重にも鎧を着て自分を取り繕って強く見せて、そうやって自分を守るなんてことも昔ほどは無くなった

 

それでも実家に帰るとまるで素っ裸のように過ごしていて

気づかぬうちに纏っていた鎧に気づく

普段はやっぱりこれだけ着込んでいたんだなって

 

どれだけありのままで過ごそうと思ってもたぶんこれ以上は無理なんだという気もする

これが自分の性質できっとこうなってしまう癖が長年ついているから

 

 

 

なんかもう、こんなふうに過ごせる相手家族しかいないなと思い、それはもちろんいいことではあるんだろうけどこのままで大丈夫なんだろうかと思ったりもする

 

歳をとるほど、他人に心を開くのが怖くなる

自分と他人は違うことをよく分かっているし

知らないうちに人を傷つけることが怖くて、気を遣って何も言えなくなって

 

家族にも友達にも恵まれているはずなのに孤独感がいつもぼんやりと付き纏って、だから、こういう時は歌を書きたくなって

結局こういうふうにしか生きていけないんだなあと思う

元気で明るくて人が好きな私はどこにいっちゃってるんだろう、それも本当の自分のはずなのに、1人になって消えちゃいたい夜も定期的にやってきて、それはいつまで経っても無くならない

 

 

みんなもう自分の家族を作って自分の居場所を見つけてる

私はいつまでも歌を歌って詩を書いて自分の気持ちを吐き出していないと息ができない

また明日からも普通の人と同じように、普通に生きていけているふりをする

鎧をまとってありきたりな普通のことだけを話して誰も傷つけないように笑顔を作って生きていく

それでいいんだって分かってる