はじめのいっぽ

自分の心と向き合う、はじめのいっぽ。

アネッサの日焼け止め。

昨日、話を聞いてしまったからか。仕事中、同僚と派遣さんの何気ないやりとりにもやもやを感じながら帰ってきた。

 

そんな言い方しなくてもいいのにって、だんだん怒れてきてしまう自分に、でもそれはきっとそっち側の一面からしか捉えてないでしょと言い聞かせる。でもそれにすぐ割り込んでくるように、ただ嫌な気分になったという感情が勢いよく上がってきて、その勢いに任せたまま「その言い方やめなよ」って吐き捨ててしまうだろう自分もすぐそこにいた。

 

普段怒ることってあまりないんだけれど、感情的に許せないと思ったことに対してはカッとなった勢いのまま言葉をぶつけてしまう、そんな自分の一面があることをよく分かっている。なんだか、今日はそれがすぐ近くにいるくらい怒れてきちゃったな。

 

 

でもきっと強い立場の人間がこういう言い方をしてしまうのにも理由があるし、ただ怒りをぶつけて完全に敵だと示してしまう前にもっとできることがある、と思う理性もあった。

そんな感情と理性と、2人の人間のどちらもの考えと、後は周りの人も流石に気づいてるよなとか、あんまり他人に共有しない方がいいよなとか、いろんな考えが行ったり来たりを繰り返して完結せず、ただもやもやしたままだった。

 

 

そんな日はなかなかお腹が空かなくて食べたいものが決まらなくて、何も食べる気がしなくなる。少し歩いて帰ろうか、寄り道しようか、でも9時までには帰ってドラマが見たい、とか色々思って、近くの薬局で普段買わない買い物をした。

 

今まで買ったことないアネッサの高い日焼け止めと美容液。こないだなごみちゃんがこれ使ってるっていう広告のショート動画流れてきたし、あたしだって少しは美白になりたいし、まんまと乗せられてるけど、いいの。値段は見たけど手は止めない。勢いのままカゴに入れた。

 

こういう時、気軽に話を聞いてくれる人も近くで寄り添ってくれる人もいないし自分でどうにかしなくちゃいけないんだって、いつも思ってたことだけど最近改めて強く思う。

適当な誰かにその場しのぎで吐き出してそれで余計虚しくなるってことももうやめたいし。

今まで思ってた以上に、もっともっと素直に自分で機嫌を取って気分を上げて守っていかなくちゃいけなくて。それにはアネッサの日焼け止めが今日の私には必要だった。

 

 

会社の同僚がバレーが好きで、時折仕事終わりに近くの体育館でバレーをしたり社会人サークルに行ったりしている。その話を聞いて仕事終わりによくできるねと言ったんだけれど、それが私にとってはストレス発散なんだよと言っていた。

 

そういうことかと思った。運動にしても趣味にしても、やらなきゃいけないことだとは思わないようにしていたつもりだったけど、やりたい気持ちが湧き上がってくるのを私はいつも待っていた。でもそうじゃなくて、日常と自分を少し切り離してくれるものとしてもっとすぐそばにあるものだったんだな。

 

私にとってそれは時にはカラオケに行くことだし、ギターを弾くことだし、こうしてブログに書くことだし、お酒を飲むことだし、お笑いを見ていっぱい笑うことだし。美味しいものをいっぱい食べることだし、今日みたいに散財することもそうだし。

そういうもので普段から自分を甘やかしたりスッキリさせたり、そういうふうに1人で生きていく力をもっとつけていきたい。たまに1人で旅行行くくらいで強くなったと思ってるようじゃだめだ。キラキラ充実させることで自分を飾り立てて満ち足りない気持ちをごまかすんじゃなくて、さりげない何気ない日常の中で自分を軽やかにしてくれるものたちで自分を包んで守りたい。

 

 

だから今日のブログは頭の中を本当にそのまま吐き出した、綺麗でもなんでもないストレス発散のためのブログ。の割には、やっぱり真っ直ぐ言葉が出てきてて、意外といいんじゃない?

 

さて、おかげでだいぶすっきりした。今から「海のはじまり」見なきゃ。それで、明日会社でみんなと話すんだ。