はじめのいっぽ

自分の心と向き合う、はじめのいっぽ。

人間関係の話。

私の職場はシフト制で土日関係なく仕事があるんだけど、

土日はいつもより出勤している人が少なくて、普段よりのびのび。自由。この時間が割と好き。

 

夕方くらいにコーヒーを入れておやつタイムにしちゃったり、仲良い先輩とひたすらおしゃべりしていたり、なんなら野球中継を見ながら作業していたり。

 

転職して1年。

だいぶ好きにやらせてもらってる。笑

 

 

 

 

今日は、40代くらいの派遣の方と2人で出勤だったんだけど、思いがけず悩み相談をしてくれた。

実は同じ部署の人との人間関係に悩んでいたそうで。

それは側から見ていてもなんとなく、おや?と感じる部分があったことだったので、率直にやっぱり本人もそう思ってたかあと思ったりした。

 

 

その派遣さんの話や感覚はものすごく共感できることで、前職で私があらゆる場面でぶつかってきた悩みと重なる部分がたくさんあった。

 

一度強い立場と弱い立場に分かれてしまうと、それをひっくり返したり無くしていくのはなかなか難しい。

強い立場と弱い立場というのは、役職に限らずその人と人の関係性の話で、あるきっかけや小さなことの積み重なりでそういった関係性ができあがってしまうと思う。

 

なぜか強い側の人間は、弱い側の人間のするあらゆることが癪に触ってイライラしていくし、弱い側の人間はそれが怖くなってびくびくして話しかけるのすら躊躇ってしまっていく。

でもその態度すらも相手にとってはイライラする要因になったりして。

一度こうなるとそれを超えて心の距離を縮めようとするのって本当に難しい。と思う。

 

周りの人間とはそれぞれ全く違う関係性を築けていたりするし、お互い悪い人じゃないはずなのに、相性だったりタイミングだったり簡単には言い表せないいろんな理由がそうさせてしまうんだと思う。

 

 

こういう時って本当どうするのがいいんだろうなあ。

あの時悩んでから何度も何度も繰り返し考えてシミュレーションしてみたことだけど、その度に現実的に綺麗に納得できる答えは出せなくて。

私には結局その解決策は分からない。

 

それなりの距離を取ったり、ある程度は割り切ったりして、妥協しながらこんなもんかと思いながらやっていくしかないのかな。

 

 

いろんなことを言って励ましたり、話を聞いたり、私の考えを伝えたりしてみたけれど、それらがその人にとっての明確な打開策になるとは思わない。

 

でも、今の私は、当時渦の中にいた自分よりも

もっと広い視点で客観的にその事実そのものを見ることができている気がする。

だからこそ、今、思うことを、なるべく慎重に間違えないように、少し伝えてみたつもり。

この想いのまま、言葉にしたつもり。

心から口に出すまでに形が変わらないように。

 

 

難しいけど、少しでもいい方向に、みんなが心穏やかに過ごせるといいな。

私に話してくれてよかったなと思った。

 

こうしていろんな考えが自分自身の中で自然と湧き上がって言語化できるようになっていくたびに、やっぱりちゃんと強くなれてるなと思う。それが嬉しかった。