はじめのいっぽ

自分の心と向き合う、はじめのいっぽ。

季節を感じる話。

こんばんは、ゆきだんごです。

 

 

前の仕事を辞めて地元に帰ってきて、2年近く経つ。

田舎で1年過ごすと、季節が本当にぐるっと一周巡っているんだってことを感じる。

 

 

 

季節ごとに移り変わる景色。その風景の“色“が変わる。今はめちゃめちゃ元気な緑。植物の生命力をギンギンに感じる緑。

 

窓の外から聴こえる“音“が変わる。今は昼間は雲雀のさえずり。夜になるとカエルの鳴き声。

 

お日さまの角度が変わる。日差しが変わる。夜になって見える星が変わる。

 

 

季節ごとの花や野菜や果物がある。近所の人や親戚から筍をもらう。新玉ねぎをもらう。今日のご飯は何を作ろうかなって考える。美味しいのももちろんだけど、それの価値にちゃんといいねいいねと思えて、うきうきわくわくすること自体が楽しい。

 

 

去年はこの時期に近くの畑でキャベツが収穫されていた。

道には車が何台か止まっていて、何人かの大人たちが作業していた。コロンとして丸っこい、つやつやしたキャベツを収穫してはぽいぽいぽいぽい渡して運んで、コンテナに入れたり、軽トラに乗せたりしていた。

車でゆっくり通り過ぎながら、なんだか可愛いなと思ってその様子を眺めていた。

 

 

今年は、同じ畑に玉ねぎが植えられている。玉ねぎはどうやって収穫するんだろう、もう収穫終えちゃったかな、収穫するところ見れるかな、と思いながら毎日同じ道を同じように通り過ぎている。

 

 

広大な田んぼには、今はちょうど稲の田植えがされていたり、青々とした小麦が伸びていたりする。何もない、お休み中のところもある。教科書で習う二毛作って本当にこういうふうにやってるんだなあと思ったりする。

 

 

 

学生まで普通に生活していた町だけど、一度離れて戻ってみるといろんなことに気づく。

いろんなことに気づいて、いろんなことを思う、心の余裕がある。

当たり前のことや、知識としては分かっていることを、ちゃんと自分の実感として意識して感じられている。

 

 

 

最近は早起きを頑張っていたり、転職活動もそれなりに頑張ったり、しています。

たくさん話したいことある。下書きにメモがいっぱい溜まっているよ。

 

いちごのお仕事もあと2週間で終わり。

今なんだかいい感じなので、最後までこの調子でやり切りたいな。おわり。