またまたお久しぶりです、ゆきだんごです。
実家のお仕事が繁忙期で、毎日ばたばたと忙しく過ごしています。3ヶ月休んでいた反動なのか、慣れていない作業だからなのか、体力が追いつきません。毎日へろへろになっています。疲労から何となくメンタルがやられていきそうな感覚も時々あります。座りっぱなしの体勢が多いので、肩こりから頭が痛くなってそれがしんどくて動くのも起きるのも億劫になる日もありました。でもそれは体が先に不調になっている、って自覚しているのでとにかく休むことを心がけています。前回の記事で労働が苦じゃないとかほざいてましたが、やっぱり、苦です。疲労困憊です。笑
とか何とかやっていたら、なかなかブログを書く時間と体力が無く、気づけばもう2021年も終わりですね。今年は特にあっという間で、1年前には全く予想していなかった1年だったなと思います。周りの流れに必死についていこうとしたけど結局ついていけなくて、つまずいてしまって、その後も自分だけはずっと立ち止まってしまって、周りの景色はどんどん動いていって流されて、気づいたら過ぎていった1年だったかな。春先に急に転勤が決まってばたばたと引っ越しをし、そこでコテンパンにやられて心が折れて、実家に帰ってきた頃は夏真っ盛りだったのにぼーっと過ごして気がついたら、もう雪が降ってますもんね。
最近なんだか冷静に前の職場のことを考える時間が増えました。私が店長を辞めてお店を出ていった後、誰が店長になってお店はどうなってるのかな、とか。クリスマスや年末年始忙しいだろうけど、人は足りてるのかな、お店は回せるのかな、とか。前の店長は仕事もできなかったし最後は責任も果たさず勝手に辞めて散々な人だったって、黒歴史かのように私のこと話しているんだろうな、とか。スタッフが1人いなくなる大変さも何度も経験して知っているので、ずっと気がかりではありました。でもやっぱり考えたくもないし、職場の人にもお店大丈夫ですかって聞けなかった。それが最近ようやく他人事のように、ぼんやり冷静に少し振り返れるようになってきました。
でも冷静に振り返ってみても、やっぱりあの頃は自分がおかしかったなって思います。常にぼーっとしているような感覚。周りで起きているいろんなことも、自分のことのように思えない。現実がふわふわしてました。病院の先生や薬局の人との会話も、今思えば当時は上の空だったなって思う。他人との会話もあまりしたくないというか、愛想良く社交的モードに切り替えられなかった。ずっと髪の毛で顔を隠して俯いて歩いて過ごしているような世界でした。自分の周りに黒いどんよりしたオーラが絶対出ていただろうなって思います。
鬱になってる当時は徐々に病んでいくので、自分的にはずっと辛い状態のままで、それがどんどん悪くなっていることにも気づけない。自分の感覚が麻痺していくんですよね。今も体調が優れなかったり、気持ちがついてこなかったりということはもちろんありますが、病んでた当時のしんどい時も、今と同じくらいのその程度のしんどさだと自分では思ってたんです。みんな毎日絶好調なわけじゃないし、元気が出ない時もあるよな、これくらい、って感じでした。
でもそうじゃなかった。周りの人に言われて初めて気が付きました。これはおかしい状態なんだってやっと認めることができて、そこで踏み出すことができたんです。薄々気づいていても、自分では認めて言い出すことができなかったっていうのもあると思います。自分の感覚が分からないしそれを信用することもできない。でも周りの人がおかしいよって言ってくれて、これは今までに無いレベルの鬱状態なんだ、ってそこでやっと分かったんです。
お休みして、逃げる決断ができて、本当によかったなって思う。周りの人に救われた1年でした。笑いながら「生きて帰って来てくれてよかった」って言ってくれる友達もいて、大袈裟だよって言うんだけれど、でも本当にそうだなって思います。一歩間違えたら全然違う未来だったかもしれない。あと少し我慢していたら耐えきれなくなって落ちてしまってたかもしれない。振り返ってみたら、崖のあんなギリギリのところにいたんだよなって、今だからそうやってちゃんと思えます。きちんと逃げれた自分を褒めてあげたい。偉かったよ。逃げれるようになって、周りに助けを求めれるようになって、そんな部分も成長した1年だったよ。何もできなかった1年だと思ってた時もあったけど、そうじゃないよね。周りの人に恵まれていることにも気づけた1年でした。本当にみんなありがとう。
みんなもちゃんと逃げてね。助けてくれる人は絶対いるからね。
どうにかして、どんな道でも、とにかく生き延びようね。
書きながら泣いてしまいそうです。やっぱり書くのっていいな。
今年最後の投稿かな。このブログに出会ってくれてありがとう。
今日も読んでくれてありがとうございました。よいお年を。おやすみなさい。
