はじめのいっぽ

自分の心と向き合う、はじめのいっぽ。

これまでのこと①

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簡単に、休職に至るまでの経緯をお話ししておきます。

 

 

新卒で入社後、小売業界で店舗での販売、接客のお仕事をしてきました。今年で4年目になります。

異動が多い会社だったので、3年半で4回転勤がありました。

転勤自体は苦痛ではなくて、むしろ喜んで行っていた方で、知らない土地に身軽に行けることを楽しんでいたし、そんな生き方に憧れがありました。新しい土地でできた友達もいたし、学生時代の友達と転勤先で再会して当時より仲良くなれたこともありました。その土地それぞれの人柄に触れたり、休みの日には旅行気分でどこか出かけたり、美味しいものを食べたり。それぞれの土地にそれぞれの思い出があります。

もちろん、縁もゆかりもない地に1人で暮らすのは不安や寂しい思いもありました。でも、引っ越しのたびに、毎回期待や楽しみの気持ちのが大きかった気がします。そんな働き方、生き方が自分でとても好きでした。

 

1年目の後半あたりから、店長の役職を任されるようになりました。アルバイトスタッフも多い業界なので、若いうちから店長になる人は結構いました。初めは売上規模の小さいお店から、徐々に大きいお店を任されるようになりました。

店長という仕事は、正直難しかったです。やり切れたという思いはありません。

売上をとるための計画や、季節ごとに変わる商品の売り場作成、他スタッフのスキルUP、育成、モチベーションキープ、上司や他店舗との連携、アルバイトスタッフの面接、採用、、、など。

でもまあ、やり方が分からないなりにがむしゃらに働いて、もちろん苦しい時期もあったけど、自分自身にとっては成長しかなくて充実した時間だったと思います。今振り返っても、本当に頑張ってきたなあ。

 

 

そして今年の4月、今の店舗に配属されました。

このお店は会社の中でも売上規模がかなり大きいお店で、お客さんも多いお店でした。

それまで何とかやってきた、私のやり方やスキルが、全く通用しませんでした。

スタッフとのコミュニケーションもうまく取れないまま、結果を出せないまま、時間だけがすぎていく日々。お店に慣れるまでいつまでかかってるんだろう、期待されてこのお店を任されたはずなのにそろそろ成果を出さないとやばい、という焦りの中でいろんな方法や作戦を自分なりに考えて、上司とも相談して、スタッフに伝えていろいろやってみるんだけれど、全くうまくいかない。その中でスタッフとの信頼関係もどんどん悪化していきました。

 

みんなにとって私は、急にやってきた経験もあまりない仕事のできない店長。スタッフさん達もみんな悪気はなくて、お店を守るためにむしろ正義感を持って私に意見してくれていたと思うのですが、何をやっても悪い方向へ空回り。そのうちにスタッフ対店長の構造が出来上がってしまいました。

頑張ってはいるけれど、結果が出ないのなら誰にも認めてもらえない、信用してもらえない。

またうまくいかなかった、次はこうしてみよう、こうやって伝えてみよう、お願いしてみよう、話し合ってみよう、、でもまただめだ、何が悪かったんだろう、次はどうしよう、、。

繰り返しているうちに、次にどうにかする、乗り越えようとするエネルギーがなくなってしまいました。

もう無理。

なんで私だけこんなに頑張らないといけないんだろう。

 

6月末ごろから徐々に体にも不調が出始めました。私の場合は、1番は食欲不振でした。

ご飯が食べれない、食べたくない。そこから全てのことに対して無気力になっていきました。

動きたくない、お風呂に入りたくない、寝たくもない。仕事が終わり、家に帰っても何も食べずにベッドに横たわり、そのまま何もせずただひたすらにスマホをいじって見たくもないような動画を延々と見続け、明け方ごろに寝落ちして。昼前、家を出る直前にシャワーだけなんとか浴びて仕事に向かう。休日も何もせずに気づいたら夜になって朝になって、2日経っていたことも何度もありました。毎日、なんとかこなして過ぎていくだけの日々でした。

 

 

②に続きます。更新しました。

yuki-dango.hatenablog.com